米軍無人偵察機1年運用で国から交付金1億円 鹿屋市試算

米空軍無人偵察機MQ9

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)で昨年11月まで約1年間運用された米軍無人偵察機MQ9を巡り、市は19日、国からの交付金が約1億円となる見通しを示した。国が内訳を明らかにしていないため、過年度と比較し推計した。

 市政策推進課によると、「特定防衛施設周辺整備調整交付金」は、2022年度の1億1770万円から、23年度は1億7997万円と6227万円増えた。24年度も同規模を見込むとの説明があったという。このため、市は米軍無人機運用を巡る交付金を計約1億円と算出した。

 交付金は鹿屋基地周辺の西原地区排水路整備と子育て支援基金に充てられる見通し。

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