衝撃!“最強GK”ノイアーを涙目にさせた日本人3名

2010年代に世界最高峰のゴールキーパーとしてその名を轟かせたマヌエル・ノイアー。

来月27日には38歳の誕生日を迎えるが、未だドイツ代表とバイエルン・ミュンヘンの守護神として君臨し続けている。

ただ今回は、そんなノイアーからゴールを奪い、チームを勝利に導いた日本人選手たちをご紹介しよう。

香川真司

所属:ボルシア・ドルトムント(当時)
カテゴリー:2010-11ブンデスリーガ第4節 1-3〇
日時:2010年9月19日

ユルゲン・クロップ監督率いるドルトムントで大活躍し、ドイツに日本人ブームを巻き起こした香川真司。

そんな彼が一躍スターになったのは宿敵シャルケとの“ルールダービー”であり、当時シャルケの守護神を務めていたのが若き日のノイアーだった。

香川は19分に中央での鋭いドリブル突破から左足でゴール。58分にはヤクブ・ブワシュチコフスキのクロスを再び左足で合わせ、ドッペルパック(1試合2ゴール)を記録した。

当時21歳だった香川のセンセーショナルな活躍はサポーターを虜に。香川の活躍もあり、ドルトムントはこの年ブンデスリーガを制覇している。

鎌田大地

所属:アイントラハト・フランクフルト(当時)
カテゴリー:2020-21ブンデスリーガ第22節 2-1〇
日時:2021年2月21日

バイエルンはこの前年の暮れにクラブワールドカップを制しており、鎌田はこの日“世界一”のクラブを打倒したと話題に。

前半10分、フィリップ・コスティッチの高速クロスに滑り込んで先制点を決めると、30分にはアミン・ユネスの超ゴールをお膳立て。1ゴール1アシストの活躍だった。

クラブ公式ツイッターは鎌田の活躍を「サムライが大暴れ」と称え、ドイツ誌『キッカー』には同節のブンデスリーガ・ベストイレブンに選出された。

こうした活躍もあり、2022年カタールワールドカップ前にはノイアーから「鎌田は素晴らしい選手だ。日本にとって重要な選手であり、われわれにとっては危険な選手だ」と警戒する選手に挙げられている。

浅野拓磨

所属:ボーフム
カテゴリー:2023-24ブンデスリーガ第22節 3-2〇
日時:2024年2月18日

2022年カタールワールドカップで守護神ノイアーから決勝ゴールを叩き込んで以来、すっかり“ドイツ・キラー”として定着した浅野。

ドイツ側の“リベンジマッチ”として組まれた昨年9月の親善試合では、GKこそテア・シュテーゲンだったもののダメ押しゴールを決め、ハンス・フリック監督を解任に追い込んだ。

日本人選手がやった「海外でのスゴい偉業」まとめ

そして18日に行われた試合ではノイアーが守るバイエルンから同点弾。これをきっかけに逆転に成功し、ジャイアントキリングの立役者ともなった。

無敗のレヴァークーゼンに後塵を拝するバイエルンは、この格下相手のまさかの敗戦によりトーマス・トゥヘル監督のクビが非常に危ういものとなっている。

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