【食費3万円台の人が守っている】やってはいけない食費節約術3選

物価高が続いていると真っ先に支出を減らしたくなるのは「食費」ではないでしょうか。だけど、間違った食費の減らし方をするとかえって逆効果になり、支出が増えてしまいます。できれば、正しく安心して食費の節約をしたいですよね。

今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに、やってはいけない食費節約術3つを教えてもらいました。

1.家族の好みを知らずに料理すること

一生懸命に作った料理を子どもたちが残してしまう経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。時間や手間をかけても残されてしまったら、食材もムダになってしまうし、料理する人のやる気も減ってしまいかねません。

せっかくおいしい食事を作るのなら、家族の好きなメニューを把握して、それをリピートして作りましょう。

「同じものを作ると飽きられる」と思われるかもしれませんが、好きなメニューは何度出てきてもおいしくもりもり食べてくれます。食べ残しが増えると、食費もムダになってしまうので、完食できるメニューをメモしておくことがおすすめです。

2.食費をケチケチすること。あえておうち贅沢をしてみよう

食費を減らそうとして節約していると、「ケチケチしている」と気持ちもすり減ってしまいます。ケチケチすることはやめましょう!

そして、あえておうち贅沢をしてみませんか。例えば、いつも使っている250円の味噌がなくなったら、350円の味噌にしてみる。

調味料はすぐになくなるものではありません。一回買うとしばらく使うことができます。それが100円高くなっても食費には影響は出ません。それよりも、「いつもと違う味噌でおいしいお味噌汁が飲めて嬉しいな」と気持ちが温かくなる方が、幸せな効果は大きいです。

ケチケチしてストレスがたまって浪費してしまうくらいなら、あえておうち贅沢をしてみましょう。

3.全部手作りしない

イチから食材を揃えて手作りすることが一番食費を少なくすることができます。なぜなら、お惣菜や冷凍食品、加工食品は加工してある分価格が上乗せされているから。

だけど、毎日どんな日も手作りをしていたら疲れてしまいます。疲れて、「よし!今日は外食する!!」と外に行けば、使うお金もどんどん増えていきます。外食よりはおうちで食事をすることの方が圧倒的にお得です。

そのために、毎日全部手作りはしない!その代わりに、レトルト食品や冷凍食品を常備しておき、食事を作る時間がない時や、食事を作る気力がない時に、活用していきましょう。

肩の力を抜いてリラックスすることが、食費節約のコツです。

肩の力を抜いてリラックスすることが、食費節約のコツ

食費を減らしたい!と思うのは多くの人が思うこと。そこでケチケチしていたら、疲れてしまいます。

毎日食べる食事は未来への投資でもあります。メリハリをつけて食費を使えば、毎日の食生活が豊かになり満足度が大きく上がります。肩の力を抜いてリラックスすることが、食費節約のコツです。

■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。

編集/サンキュ!編集部

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