日本の傑作アニメ4選に疑問の声―香港メディア

14日、香港メディアの香港01は、米誌が選んだ日本の傑作アニメ4選に対し、香港のウェブ掲示板・連登(LIHKG)で疑問の声が殺到したと報じた。

2024年2月14日、香港メディアの香港01は、米誌が選んだ日本の傑作アニメ4選に対し、香港のウェブ掲示板・連登(LIHKG)で疑問の声が殺到したと報じた。

記事によると、連登上でこのほど、米誌が選出したとする日本の傑作アニメ4作品が紹介された。第1位は「ドラえもん」、第2位は「ドラゴンボール」、第3位は「ONE PEACE(ワンピース)」、第4位は「進撃の巨人」だった。米誌の紹介文には「この賞は作品の世界的な人気、受賞歴、作品のアイデアの深さを基準に、ハリウッドの映画評論家によって選出されている」と記されていたという。

この連登の投稿は大きな注目を集めたようだ。(香港01の)記事執筆時点ですでに9ページにも及ぶコメントが投稿されていたといい、そのほとんどは「進撃の巨人」が4位であることに不満を示すものや、「NARUTO-ナルト-」がランクインしていないことに疑問を呈するものだったという。

また、世界的に有名な「美少女戦士セーラームーン」「ちびまる子ちゃん」「ジョジョの奇妙な冒険」や、近年人気の「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「ソードアート・オンライン」などがランクインするべきだと主張するコメントも少なくなかったそうだ。

記事は、注目すべき点として、問題の米誌のウェブサイトでは関連の記事を見つけられず、調べたところ中国の有名なゲームメディアが情報の大元である可能性が高いと指摘。「米誌選出」が誤情報である可能性も排除できないとしつつ、「ただ、(連登に)殺到した疑問の声は議論として受け入れられるものだ」と伝えている。(翻訳・編集/岩田)

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