関東ナチュラルチーズコンテストで2部門受賞 那須のフィンランドの森チーズ工房メッツァ・ネイト

受賞したチーズ工房の人見さん(中央)ら

 【那須】高久乙の「フィンランドの森チーズ工房メッツァ・ネイト」がこのほど、東京都目黒区の東京工業大で行われた「関東ナチュラルチーズコンテスト」で、二つの部門賞に輝いた。

 コンテストには9都県のチーズ工房が出場。31品目が出品され、5部門に分かれてチーズの専門家らが審査を行った。

 同工房が出品した「酵母タイプヌッカ」は熟成1カ月未満の部で、ブラウンチーズ「ルスカ」は、トライアル・バラエティの部で部門賞を獲得した。

 同工房人見厚子(ひとみあつこ)さん(68)は「評価していただき、自分たちがやってきたことが間違っていないと感じられた」と笑顔で話した。

 コンテストでは那須塩原市千本松の千本松牧場の「牧場手作りリコッタチーズ」と、同市戸田のチーズ工房那須の森の「カチョカバロ」も部門賞を獲得した。

© 株式会社下野新聞社