中国スマホ大手OPPO創業者「2024年はAIフォン元年」―中国メディア

中国スマートフォン大手「OPPO」の創業者兼CEO、陳明永氏は18日、「AI(人工知能)フォンの新時代を開く」と題した社内向け書簡で、「2024年はAIフォン元年」との認識を示した。

中国IT系メディアの快科技によると、中国スマートフォン大手「OPPO(オッポ)」の創業者兼最高経営責任者(CEO)、陳明永(トニー・チェン)氏は辰(たつ)年の仕事初めの18日、「AI(人工知能)フォンの新時代を開く」と題した社内向け書簡で、「2024年はAIフォン元年であり、今後5年間でAIが携帯電話業界に与える影響は、スマートフォンがフィーチャーフォンに取って代わった当時に比肩できる。業界の発展ステージという点から見ると、AIフォンは、フィーチャーフォン、スマートフォンに続く携帯電話業界の第3ステージともなる」との認識を示した。

その上で「これは、携帯電話業界に対して私たちが下した重大な判断だ。AIを通じて、携帯電話の体験を新たなものとし、ユーザーのより高い価値の実現を手助けできる。大規模モデルにより支えられる今般のAI技術は、携帯電話業界の未来を再構築することになるだろう。2年後に2024年を振り返った際、この判断の意味をより踏み込んで理解できると思う」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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