厚労相へ賃上げ 環境整備を要請 UAゼンセン

UAゼンセン(松浦昭彦会長)は2月8日、物価上昇を上回る持続的な賃金引上げの実現に向け、政府に環境整備を求める要請を行った。松浦会長らが武見敬三厚生労働大臣を訪れ、約1700組合が署名した要請書を手渡している(写真)。

要請書では、販売価格への転嫁が困難な企業では、賃上げの原資を確保できていない現状を指摘。「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」を受・発注者双方に周知し、取引適正化を推進することなど5項目を求めている。

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