沖縄地方は19日、高気圧に覆われて晴れ間が広がり、25カ所ある観測地点のうち22地点で最高気温25度以上の夏日となった。久米島町北原では平年より5.5度高い26.3度を記録し、2月の観測史上最高気温となった。最も気温が高かったのは竹富町西表島で、午後3時10分に27.5度を観測した。
那覇市の与儀公園に友達と2人で訪れた新城ひなたさん（11）は、あまりの暑さにトレーナーを脱いで力いっぱいブランコをこぎ、「このまま夏に一直線って感じ」と話した。
沖縄気象台によると、20日の沖縄本島地方は最高気温27度の見込み。22日までは晴れや曇りの日が続く予報で、降雨による貯水率の回復は期待できない。（社会部・垣花きらら）
