食事の用意ができたと呼んでも来ず、冷めた味噌汁に「ぬるい!」理不尽な夫に → 息子から痛烈な一言!

自分の妻のことをまるで召使のように扱うモラハラ夫もいますよね。私の友人A子は、そんなモラハラ夫に悩む女性の1人ですが、A子には強力な助っ人がいるのです。今回はA子から聞いた、理不尽な要求をしてくるモラハラ夫を助っ人と協力してギャフンと言わせた話を紹介します。

食事の時間になっても現れないモラ夫

A子の夫はプラモデル作りが趣味です。平日も休日も暇さえあれば自宅2階の自室に籠り、趣味に没頭しています。そのため、家事や育児はいつもA子に任せっきり。
夕食の時間は夕方6時半からと決まっているので、夫にはその時間になったらダイニングに来るようにいつも言っているのですが、分かっているのかいないのか全然下りてきません。A子が仕方なく「ごはんできたよ~!」と大声で呼びますが、それでもなかなか下りてきません。
しかも、A子が呼ばないと「なんで呼ばないんだよ!」と夫は機嫌が悪くなるのです。「ああ、面倒くさい……。」A子のため息が聞こえてくるようです。

用意した食事は冷め……

毎回同じやりとりをしているうちに、用意した食事が冷めてしまいます。きちんと時間を守っている5歳の一人息子を待たせては可哀想なので、時間になったら息子と「いただきます」をして、息子には先に食べるように促しています。
夫が下りてきてから用意をすればいいと思われるかもしれませんが、下りてきたときに料理が揃っていないとこれまた機嫌が悪くなるのです。そして、夫がやっと下りてきたと思っても、味噌汁が冷めていると分かるや否や「おい、味噌汁がぬるい!」と文句を言う始末。
あろうことか、「味噌汁は熱くないとまずいだろ!」と言いながらA子に味噌汁の入ったお椀を手渡し、もう一度温めるように命令するのです。

5歳の息子がチクリ

しかし、そのとき、息子が「パパ、もうママと『いただきます』したよ!」と食事の時間に遅れてきた父親に向かってチクリ。これには夫もびっくりしてなにも言い返せない様子。

いつもは仕方なく夫の言いなりになっていたA子でしたが、この日はここぞとばかりに「遅れてきたのはパパなんだから自分で温めたらどうですか?」と無表情で言ってやりました。夫はしぶしぶ自分で味噌汁を鍋に戻し、再度温めていました。

モラハラ夫も5歳の息子に正論を言われてしまっては、なにも言い返せませんね。夫婦の息子は、しっかり者に育っているようです。夫がこれをきっかけに、少しずつ改心してくれるといいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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