まさかの公式戦3連敗…バイエルンはトゥヘル監督の後任に意外な人物を検討か

まさかの公式戦3連敗を喫しているバイエルンのトゥヘル監督[写真:Getty Images]

急激に立場が危うくなり始めたバイエルンのトーマス・トゥヘル監督(50)だが、後任候補には意外な名前も浮上しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

マインツやドルトムント、パリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシーと指揮してきたトゥヘル監督は、2023年3月に監督就任。今シーズンは開幕から指揮を執り、優勝争いを繰り広げている。

12連覇を目指す中、2月に入り急ブレーキ。ブンデスリーガのレバークーゼン戦、CLのラツィオ戦と連敗すると、18日には日本代表FW浅野拓磨にもゴールを許し3-2でボーフムに敗れ、公式戦3連敗という屈辱を味わっている。

一気に結果が出なくなったバイエルン。クラブはトゥヘル監督への信頼を示す一方で、後任監督についても検討を始めたという。

『スカイ・スポーツ』によれば、スポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏が後任の候補を挙げており、元ドイツ代表監督のハンジ・フリック氏、レアル・マドリーを指揮していたジネディーヌ・ジダン氏らがいる中、意外な名前が浮上した。

それはマンチェスター・ユナイテッドを指揮していたオーレー・グンナー・スールシャール氏(50)とのこと。2021年11月に解任され、2023年1月から欧州サッカー連盟(UEFA)のアナリストになっている。

具体的な話には発展していないものの、残りシーズンの暫定的な措置としてスールシャール氏の招へいもあるというバイエルン。苦境のトゥヘル監督はこの危機を脱することができるだろうか。

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