世界的な紛争が相次ぐ中、戦争や平和について考える朗読劇が、福島県いわき市の高校で19日に行われました。
朗読劇が行われたのは、いわき市のいわき秀英高校です。震災後にいわき市を中心に活動している劇団「ITPいわき演劇プロジェクト」が、井上ひさしの戯曲「父と暮せば」を披露しました。
原爆で生き残った娘と、幻となって現れた父との心の交流を描いた作品で、参加したおよそ80人の生徒は真剣に耳を傾けていました。
高校1年生「原爆がどれだけ悲惨だったかというのを聞いて、本当に感じました」
生徒たちは、朗読劇を通して戦争を語り継ぐことの大切さを学んでいました。