接触していなくても「ひき逃げ」に…車避けようと転倒、中学生重傷 立ち去った車の行方追う 福島・須賀川市

19日、福島県須賀川市の交差点で、自転車で登校中の男子中学生が車に接触しそうになり、急ブレーキをかけた際に転倒し、重傷を負いました。車はその場から立ち去り、警察がひき逃げ事件として捜査しています。

須賀川市の国道4号の丁字路交差点で、警察によりますと、19日午前7時40分ごろ
交差点を左折しようとした車が、左から来た自転車に乗った男子中学生と接触しそうになりました。

男子生徒は接触しそうになった際に急ブレーキをかけて転倒し、前歯を折るなどの重傷を負いました。生徒は登校中で、ヘルメットを着用していたため頭に大きなけがはありませんでした。

車は転倒した中学生を救護することなく、その場から立ち去ったということです。

道路交通法では、接触していない場合でも、車の運転が原因で事故に繋がった場合
、運転手は直ちに車を停止させて救護措置を取る義務があります。

立ち去った車は黒っぽい小型の車両で、警察は、付近の防犯カメラなどから捜査を進めています。

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