雪不足でオープン断念… 遠野・赤羽根スキー場、市営化後初

ゲレンデから草が露出している遠野市営赤羽根スキー場=2024年1月17日撮影

 遠野市上郷町の市営赤羽根スキー場は19日、少雪のため今シーズンの営業を断念した。市営となった1987年以降、1日もオープンできなかったのは初めて。

 市や運営する遠野施設管理サービス、関係団体が協議して決めた。今季は昨年12月23日の営業開始を予定していたが、雪不足で閉鎖が続き、現在は積雪がほぼない。今後もゲレンデを安全に滑走できるほどの積雪が見込めないとして断念した。

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