パリの宮浦が今季8度目のMVP ミラノの石川は14得点 【海外リーグ所属日本代表選手・2/17〜19】

ミラノの石川祐希(右)【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

2023年度バレーボール男女日本代表で活躍し、クラブシーズンを海外リーグで戦う選手たちの活躍を振り返る。今回は2月17日(土)〜19日(月)に行われた試合結果をお届けする。(日程はすべて現地)

フランス・マルマラ スパイクリーグ(リーグA)のパリに所属する宮浦健人と甲斐優斗はレギュラーシーズン第21節でル・プレシ・ロバンソンと対戦し、3-1で5連勝を飾った。宮浦はサーブ4得点を含むチーム最多19得点の活躍で今季8度目のMVPに選ばれた。甲斐は途中出場で3得点の活躍を見せ、チームは現在12勝9敗で8位(14チーム中)。

イタリア・セリエA、ミラノの石川祐希は18日、レギュラーシーズン後半第9節のヴェローナ戦に出場。サーブ5得点を含む14得点で攻撃をけん引し、連敗中だったチームはストレートで快勝した。モンツァの髙橋藍は17日のカターニア戦に臨んだ。第1、第2セットで途中出場し、第3セットはスタートからコートに立つとブロック1得点を含む5得点をあげた。チームはストレートで勝利し3連勝。この結果、5位ヴェローナ(12勝)、6位のモンツァ(11勝)、そして7位ミラノ(10勝)の獲得ポイントがいずれも33となり、上位8チームによるプレーオフに向けて終盤の順位争いが激しくなっている。

髙橋藍(モンツァ)【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

ドイツ、ブンデスリーガのベルリンに所属する築城智は、17日にレギュラーシーズン第20節でカールスルーエ戦に全セットスタメン出場し、チームはストレートで勝利した。18勝2敗で国内リーグの首位(12チーム中)を走るベルリンは、21日(水)にCEVチャンピオンズリーグ準々決勝でトレンティーノ(イタリア・セリエA)との対戦を控えており、大一番の試合に注目が集まる。

ルーマニアのA1リーグ、ディナモ・ブカレストに所属する山本龍は17日にデジ、19日にクルジュと対戦し、いずれの試合もスタメン出場を果たしてストレートで勝利。チームは13勝6敗39ポイントで4位(12チーム中)につけている。

ブラジル・スーパーリーグのマリンガに所属する松井珠己は、レギュラーシーズン第16節でブルメナウと対戦。全セットで出場し、セッターながらサーブ2得点、ブロック1得点を含む5得点をあげる活躍を見せたが、試合は1-3で敗れた。チームは現在6勝10敗で8位(12チーム中)の成績。

イタリア・セリエA女子、フィレンツェの石川真佑は、この期間には試合がなかった。

【海外リーグに所属する2023年度日本代表選手の個人成績まとめ2/17〜19】

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