宿泊施設の喫煙所の窓ガラスを椅子で叩き割る…無職の男を逮捕 前日から1人で宿泊

宿泊施設の喫煙所の窓ガラスを椅子で叩き割ったとして、無職の男が20日、境港警察署に逮捕されました。

建造物損壊の容疑で逮捕されたのは、島根県松江市に住む無職の男(31)です。

境港警察署によりますと、男は2月5日午前7時半頃から約30分の間に、市内の宿泊施設の3階の喫煙所の窓ガラス1枚を、喫煙所内にあった木製の椅子1脚を使って叩き割った疑いがもたれています(損害額合計約19万5800円相当)。

男はこの日、窓ガラスが割れているという通報で駆けつけた警察から職務質問を受けた際、警察官の胸ぐらをつかむなどの暴行を加えた公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていて、その後の捜査で今回の犯行が明らかになったということです。

男はこの宿泊施設に前日から1人で泊まっていて、窓ガラスを割った時も1人だったため、けが人はいなかったということです。

また、男は警察官が現場に臨場した際、酒が入っていた状態だったということです。

警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めていて、境港警察署が犯行に至った経緯や動機などについて調べています。

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