出資名目で8250万円だまし取る 容疑の親子逮捕、父「息子がやったこと」

京都府警山科署

 出資名目で8250万円をだまし取ったとして、京都府警山科署は20日、詐欺の疑いで、津市久居射場町、会社役員の男(77)と息子の同、会社役員(41)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、共謀し、事業実態がないにもかかわらず、医療機関から売掛債権を買い取る「ファクタリング」事業への出資名目で2019年4月1日、京都市山科区の男性会社役員(45)から3250万円、その兄の会社役員(47)から5千万円をだまし取った疑い。

 同署によると、父親は「息子がやったことで全く知らなかった」と容疑を否認し、息子は「間違いない」と容疑を認めているという。

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