地元企業がSDGs私募債で米子城跡にデジタルサイネージ等を寄贈

登城路の整備などが続く鳥取県米子市の米子城跡。
整備計画に賛同した地元企業と中国銀行が、20日、米子市に案内看板とデジタルサイネージを贈りました。

看板などを贈ったのは、山陰の企業11社と中国銀行です。
購入資金は各企業が私募債を発行する際に中国銀行に支払われる手数料の一部で、SDGs私募債「地域応援型」と呼ばれる取り組みです。

山陰石油 坂口元昭 社長
「地域の皆様にご利用いただいてより米子城跡が山陰の貴重な遺産としてこれからも皆さんに愛されるものになっていけばいいなと思います」

寄贈された総合案内看板は、今年秋頃に完成予定の湊山公園駐車場側登城路に設置され、デジタルサイネージは、三の丸駐車場横に3月下旬にオープン予定のガイダンス施設の中で利用される予定だということです。

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