上海発大阪行きの便がたったの160円!?実は…―中国メディア

19日、紅星新聞は、中国の航空券予約プラットフォームで、上海発大阪行きのチケットが10元(約200円)前後で販売されていることが注目を集めたと報じた。写真は上海浦東国際空港。

2024年2月19日、中国メディアの紅星新聞は、中国の航空券予約プラットフォームで、上海発大阪行きのチケットが10元(約200円)前後で販売されていることが注目を集めたと報じた。

記事は、あるネットユーザーが19日、中国の旅行予約プラットフォーム携程で上海浦東国際空港発関西国際空港行きのチケットを調べたところ、中国のLCCである春秋航空の2月下旬〜3月中旬の便が8〜11元(約160〜220円)で販売されていることを発見したと紹介した。

その上で、プラットフォームの表示を調べてみると、チケット代は税抜き価格表示となっており、別途税金などの費用を支払う必要があると指摘。例えば3月13日の便はチケット代8元に税・費用402元(約8040円)を加えた410元(約8200円)を実際に支払うことになると伝えた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「上海発大阪行きの航空券がたったの8元」がトレンド入り。中国のネットユーザーは「400元の税・費用なんて見たことないのだが」「春秋航空ならさらに荷物の料金も別途加算されるから……」「座席を選択するのも有料だから、下手するとメジャーなキャリアよりも高くなってしまう。ステルス課金が多すぎる」「逆方向の便がものすごく高かったりして」「鍋のスープが別料金、調味料も別料金のセルフ火鍋店みたいなもんだ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)

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