秋葉原のシンボル「肉の万世」本店が3月末で閉店へ。お知らせに込められた“縦読み”が泣ける…

秋葉原駅電気街口から徒歩5分、神田川万世橋そばにある「肉ビル」の愛称で親しまれていた飲食店「肉の万世 秋葉原本店」が閉店することがわかりました。

牛のかわいらしいロゴがついたビルは秋葉原でもひと際目立つ存在でしたが、その33年間の歴史に幕が下ります。

地下はビアホール、1階は麺類を提供、2階はステーキハウス、3・4階は洋食店、5階は焼肉店、6階には名物の「カツサンド工場」を構え、最上階には鉄板焼きのお店が……。

「10階建てのビルすべてが肉の万世」というスタイルで長年営業を行ってきた肉の万世でしたが、現在営業している3階の洋食店が3月20日に閉店。1階のコンビニ、麺店、4階の洋食店も3月31日に閉店することがわかりました。

併せて公式サイトのお知らせも更新され、「いろいろな思い出のある万世本店ビル」「リッチな気分で万かつサンド、ハンバーグ」「がんばった自分へのご褒美やお祝いとともに思い出に残るレストラン」と、これまでの感謝をつづった文章は1文字目を縦読みすると「いままでありがとう」と読むことができるとSNSで話題になっています。

縦読みすると「いままでありがとう」 肉の万世お知らせより / Via Twitter: @manseimark

今後の営業は現在も営業中の「焼肉の万世秋葉原店」並びに3月25日オープン予定の新店舗「肉の万世アキバプレイス店」にて行われるとのことです。

SNSでは、

💬「泣ける。ショックだ」

💬「最後に食べに行こうかな」

💬「看板見るだけでワクワクしていた肉のワンダーランドが閉店ですと!?」

💬「秋葉原の象徴肉の万世。万世ビルが売却された話は聞いてきたけどまさか閉店するとは思わなかった。ショックです😢」

💬「去年、初任給で両親に秋葉原の肉の万世を奢ったのが最後でした。ご馳走様でした」

💬「自分が幼い時に親に連れられて行ったなぁ、交通博物館の帰り道に」

など、「肉ビル」との思い出が多く寄せられ、別れが惜しまれていました。

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