2021年限りで引退のGK秋元陽太が茨城県1部のFC ROWDY MORIYAに加入! J通算353試合出場、選手兼コーチに「オーナーの考えに心打たれた」

Jリーグ5クラブでプレーした秋元陽太[写真:©超ワールドサッカー]

茨城県社会人サッカー1部リーグのFC ROWDY MORIYAは20日、GK秋元陽太(36)の加入を発表した。

横浜F・マリノスの下部組織育ちの秋元は、2006年にトップチーム昇格。しかし、ケガや層の厚さでポジションを奪えず、横浜FMでは公式戦7試合の出場に終わると、2012年に愛媛FCへ完全移籍。正守護神としてプレーした。

2014年に湘南ベルマーレに完全移籍。ここでも守護神を務めると、2016年にFC東京へと完全移籍し正守護神に。しかし、J2に降格した湘南に1年で復帰すると、J2優勝を果たすなどゴールを守った。

2020年にはFC町田ゼルビアへ、2021年には愛媛FCへ期限付き移籍を経験。しかし、その年限りで現役を引退。2年ぶりに復帰を果たすこととなった。

世代別の代表も経験していた秋元はJ1通算137試合、J2通算216試合に出場していた。

秋元はクラブを通じてコメントしている。

「この度、FC ROWDY MORIAで選手兼コーチとして加入する事になりました」

「引退後、サッカーへの情熱が無くなりサッカーの楽しさを失いましたが、指導させていただいたチームの監督、コーチの真摯にサッカーに打ち込む姿勢、そして選手達が直向きにサッカーを楽しむ姿を見て再び情熱と楽しさを取り戻す事が出来ました」

「そしてオーナーの考えでもある「サッカーに引退はない。一線を退いた選手も、もう一度熱くなれるチーム、また、仕事も本気でやる中で、サッカーに打ち込む事の重要性などいちサッカー選手ではなくいち社会人として、没頭する事」という考え方に心打たれまたピッチに立とうと思いました。ご声援宜しくお願い致します!」

ROWDY FCは、茨城県守谷市をホームタウンとし、茨城県県南広域で活動するサッカークラブ。1993年に設立され、関東1部リーグを目指して戦っている。

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