ローマで活躍のハイセンがスペイン代表でのプレーを決断…3月にU-21スペイン代表初招集か

オランダとスペインの二重国籍有するハイセン[写真:Getty Images]

ローマで注目を集めるDFディーン・ハイセン(18)が、スペイン代表でのプレーを決断したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

ハイセンは元アヤックスのドン・ハイセン氏を父に持つ195cmのセンターバック。両利きと称されるほど両足を遜色なく扱え、フィジカルとスピードも申し分なし。クラブ関係者が口を揃えて「我々の未来」と絶賛する逸材。

今冬にユベントスからのレンタル移籍で加入したローマではここまで公式戦8試合に出場し、2ゴールを記録。直近のフロジノーネ戦ではハーフウェイライン付近から相手ボックス手前まで持ち込んでの圧巻のミドルシュートでゴールを挙げ、大きな話題を集めていた。

すでに移籍市場で国内外の注目を集める逸材だが、代表レベルにおいてもスポットライトが当たっている。

『マルカ』によると、オランダ生まれでU-17からU-19までオランダ代表でプレーしているハイセンだが、このたびスペイン代表でのプレーを決断したという。

5歳のときにアンダルシアのマルベーリャに移住し、2021年までマラガのカンテラに在籍していたハイセンはオランダとスペインの二重国籍を有している。

そして、オランダではなくスペインでのプレーを選択した同選手は、ラ・ロハでプレーするために必要なすべての書類手続きの完了に近づいているという。

手続きが順調に進んだ場合は、3月末のインターナショナルマッチウィークでサンティ・デニア監督率いるU-21スペイン代表に初招集される見込みだ。

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