精神疾患の女性が所在不明 東京、傷害行為で入院中

警察車両の赤色灯=東京都

 東京都は20日、家族への傷害行為があったとして世田谷区の都立松沢病院に入院していた精神疾患の30代女性患者が所在不明になったと発表した。通報を受けた警視庁が捜索している。

 都によると、女性は退院準備のため20日午後1時ごろから、新宿区の東京都心身障害者福祉センターでセンターの職員から聞き取り調査を受けていたが、職員が病院職員らと話すため別室に移っていた午後2時10分ごろに外に出た。病院職員が患者に付き添うよう決められており、都が当時の状況を確認している。

 女性は身長153センチ、体重70キロほどで、水色のTシャツに青色のデニムパンツ、グレーのスニーカーを着用していた。

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