災害時に孤立することが予想される伊豆の賀茂地区で集落の現地確認調査始まる 44集落対象

能登半島地震では多くの集落が道路の決壊などによって孤立しました。災害時、同じように孤立が予想される伊豆の南部で、集落の現地調査が始まりました。

現地調査が始まったのは、伊豆の南部に位置する下田市や東伊豆町など1市5町のいわゆる賀茂地域です。

調査初日の19日は下田市の北湯ケ野地区と横川地区に関係機関の担当が入り、災害時の活動拠点やヘリが降りられそうな広場などを確認していました。

この調査は賀茂地域の44集落を対象に、3月4日まで行われます。

下田北湯ケ野地区 土屋哲郎区長:
「能登半島地震の影響で、ここも孤立をするという大前提で考えるようにみんながなった。今回調査に来てもらって、備蓄品がないということが大きな問題だったので、それは要望して今後改善されると思っている」

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