21日(水)の天気 季節大きく後退 東日本や北日本は真冬の寒さ おでかけは傘と防寒着を忘れずに

 きょう21日(水)は、東日本・西日本は断続的に雨が降り、北日本も、次第に雪が降るエリアが広がる見込み。春本番や初夏の陽気だった前日から一転、一夜にして、季節が真冬へと逆戻りする所が多いため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。

気温は朝から横ばい 関東は夏日から真冬の寒さへ

 きのう20日(火)は、関東から西の太平洋側を中心に、全観測地点の3割以上で今年一番の暖かさとなり、2月としては記録的な暖かさになった所も多かった。
 きょうは季節が大きく後退。全国的に、気温は朝から横ばいで、最高気温が二桁となる所でも、雨や風で、気温の数字よりも体感気温は低い見通し。

 特に、東京など関東は、気温が朝から右肩下がり。夏日地点もあった前日に比べると、一気に気温が下がり、真冬の寒さとなりそうだ。冬のコートに、マフラーや手袋など防寒着もプラスすることをお勧めする。

全国的に傘の出番 沿岸部では強風に注意

 西日本や東日本は、雨が降ったり止んだりで、朝、雨が降っていなくても長傘を持つと良さそうだ。湿った空気が流れ込む太平洋側では、雷を伴った強い雨が降る所もあり、沿岸部では強い風にも注意が必要だ。
 北日本では、次第に雪のエリアが北に広がる見込み。東北南部は雪の降る時間が長く、山沿いを中心に雪の量が増えそうだ。また、北陸も、夕方以降、雨から雪に変わる所がある見込み。

ぐずついた天気と真冬の寒さ しばらく続く

 今週末の3連休にかけて、全国的にぐずついた天気が続く見込み。三連休は、24日(土)は晴れ間が出る所が多いが、23日(金・祝)は関東でも雪が降る可能性がある。また、真冬の寒さが続く所が多く、九州でも三連休は平年並みの気温となりそうだ。

(気象予報士・海老原美代子)

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