アマゾン、ダウ工業株平均に採用 ウーバーは輸送株指数に

Noel Randewich Caroline Valetkevitch

[20日 ロイター] - S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは20日、アマゾン・ドット・コムを26日付でダウ工業株30種平均の構成銘柄に採用すると発表した。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと入れ替える。

ウォルマートの株式分割を受けた措置とした。ウォルマートは同指数にとどまる。

時間外取引でアマゾン株は1.3%上昇。ウォルグリーンは3%下落している。

1896年に算出が始まったダウ工業株30種平均は、個人投資家に広く参照されている。機関投資家はS&P総合500種指数をベンチマークとすることが多い。

アマゾンはオンライン小売り大手であるばかりでなく、クラウドコンピューティング、エンターテインメント、その他産業でも主要なプレーヤーだ。

LPLファイナンシャルのチーフグローバルストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「アマゾンはさまざまなカテゴリーに入るハイブリッドな企業。米国の商業を反映するダウ指数を体現しているような存在だ」と指摘した。

銘柄入れ替えは26日の取引開始時に実施される。

また、ダウ輸送株20種には、ジェットブルー航空と入れ替えで、ウーバー・テクノロジーズが採用される。

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