2月定例鳥取県議会が開会 提案された新年度予算案は総額3604億円…知事の新年度方針は

21日、鳥取県の2月定例県議会が始まりました。

平井知事は、新年度の方針として次のように述べました。

鳥取県 平井伸治 知事
「令和6年度は、能登半島地震の教訓に基づく地震・津波対策や台風7号災害からの復旧・復興を迅速に推し進め、市町村や事業者等と連携して、地域の支え愛を活かし、買物環境の確保、コミュニティ・ドライブ・シェア、医療人材確保など、安心して住める課題解決先進県への挑戦へ乗り出してまいります。
さらに、コロナ禍で失われかけた活力を取り戻し、1人ひとりが輝き活気あふれる安心社会を築いていくため、未来を担う若者世代の声を直接反映する新しい行政スタイルを導入し、ねんりんピック鳥取大会を成功させ、シン・子育て王国への展開、新分野開拓と生産性向上・賃上げによる産業・雇用の振興、IJUターンや交流人口の拡大など、コロナ後の時代へ力強く飛躍を遂げるべく全身全霊をあげて邁進してまいります」

提案された新年度予算案は、総額3604億円。

「災害に強いふるさとづくり」や「安心して住める支え愛ふるさとづくり」、「産業と交流で活力あるふるさとづくり」などを柱にしています。

2月定例鳥取県議会は、3月22日までです。

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