鹿児島・サレーが猛追、川薩とらえトップ浮上 レースはアンカー勝負へ〈県下一周駅伝 2024 最終日10区・中間まとめ #373駅伝〉

 第71回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会最終日は21日午前8時半、南大隅町の根占中学校下を県内12地区代表の選手たちが一斉にスタートした。鹿児島市役所前までの11区間113.4キロで争う。ゴール到着は午後2時20分ごろが見込まれる。

 最終日のレースは、川薩と鹿児島が序盤から首位を奪い合う激しい展開となった。圧巻は鹿児島10区のサレー。トップ川薩と1分38秒差でたすきを受け取ると、猛然と背中を追った。みるみるうちに先行との差を縮めると、中間点手前の6.2㎞付近でトップをとらえ、一気に抜き去った。さらに差を広げ、アンカー永田へたすきを託した。

 注目の10区区間賞は、トップを奪う快走を見せた鹿児島・サレーが獲得した。

 2位は川薩。9区終了時点での順位は3位姶良、以下、出水、日置、肝属、川辺、熊毛、指宿、曽於、大島、伊佐の順。

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