中国浙江省、春節連休中の観光客数25.3%増 

中国浙江省、春節連休中の観光客数25・3%増 

13日、浙江省蘭溪市游埠鎮老街で「小吃」を味わう観光客。(蘭溪=新華社配信/時寛兵)

 【新華社杭州2月21日】中国浙江省文化広電・観光(文化、放送・テレビ、観光)庁はこのほど、春節(旧正月)連休(2月10~17日)に浙江省を訪れた観光客数が1日当たり1211万2千人となり、23年春節連休期間(1月21~27日)より48.0%増、コロナ禍前の19年春節連休期間(2月4~10日)より30.1%増加し、過去最高を記録したと明らかにした。

 観光客数は3032万6千人で23年春節連休期間より25.3%増、19年春節連休期間より25.2%増。観光収入は437億6千万元(1元=約21円)に上り、23年春節連休期間より38.9%増、19年春節連休期間より29.9%増え、浙江の文化・観光市場は平穏かつ秩序ある動きをみせた。

 観光客のうち、省内の観光客が82.7%を占めた。省外からの観光客の送り出し都市上位3位は上海市(24.1%)、江蘇省(19.5%)、広東省(9.0%)となった。

 観光の目的はレジャーと観光が中心で、この二つが全体に占める割合は23年春節連休期間より1.3ポイント上昇した。レジャーは全体の41.6%、観光は29.9%、親戚・友人訪問は21.8%を占めた。

 消費の内容をみると、観光客の1人当たり消費額に占める各支出項目の割合は多い順に、飲食(22.2%)、交通(21.9%)、ショッピング(18.3%)、宿泊(16.4%)、観光・娯楽(13.8%)だった。

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