他人の名義で持続化給付金を不正に申請 現金200万円をだまし取った容疑で岩手・盛岡市の男を逮捕 福島県の男と共謀

新型コロナウイルス関連の国の持続化給付金をだまし取ったとして岩手県警は21日、盛岡市の男ら2人を逮捕したと発表しました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、岩手県盛岡市の建設業・長澤達也容疑者(68)と福島県郡山市の会社員・大木直忠容疑者(51)です。釜石警察署によりますと2人は2020年8月上旬から中旬の間に、氏名の分かっていない別の人物と共謀し、新型コロナウイルス関連の緊急経済対策として国が支給する持続化給金制度を悪用して、現金100万円をだまし取った疑いがもたれています。また長澤容疑者は、同様の手口で2020年9月下旬から10月上旬の間に現金100万円をだまし取った疑いも持たれています。2人はインターネット上の申請ページに県内在住の60代の男女2人の名義で虚偽の内容を入力するなどして、男女の銀行口座に給付金を振り込ませていたとみられています。警察は共犯関係にあるとして2人の認否を明らかにしていません。

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