夏宝竜氏が今日来港、6日間の訪問

消息筋情報によると、国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任が、香港の経済状況や市民生活の状況を把握するため、2月21日から6日間香港を訪問し、各界の人々と面会する予定だ。 同日付香港各紙によると、夏主任との面会には行政会議メンバー、立法会議員、法曹界、ビジネス関係者、専門団体が含まれる。香港は基本法第23条の立法に関する公開諮問を行っており、夏主任は関連の報告を聞く予定と伝えられているが、今回の訪問のより重要な目的は香港の経済状況を調査することといわれている。

政府関係者らは、特に香港経済が現在多くの課題に直面していることから、中央政府は常に香港情勢に細心の注意を払っており、したがって夏主任の香港訪問の主な目的は経済情勢を十分に理解することであると述べた。香港の人々の生計状況やビジネス界、金融界のあらゆる分野の人々と会う。夏主任は香港訪問中、国際調停裁判所の準備事務所訪問を含むさまざまな活動に参加する予定で、暫定的に「18区日夜都繽紛」イベントに参加する予定である。

全国香港マカオ研究会顧問の劉兆佳氏は、夏主任の香港訪問は適切なタイミングだとみており、23条立法の公開諮問期間の終わりが近づいているため、懸念を解消するためにさまざまな人々と会うと考えている。加えて財政予算案の発表前に状況をよりよく理解し、香港が直面する重要な問題を理解し、中央政府や特区政府に適切な指示を与えることができる。 劉氏はまた、夏主任は23条の立法に関する外国人実業家の疑問に応えるほか、香港マカオ弁公室の主任が年に1回香港を訪問すれば直接の情報を得ることができ、中央政府による香港政策の策定に便宜が図れると指摘した。

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