自動車メーカーのマツダは21日、春闘での組合からの賃上げ要求に対し、3年連続で満額回答したと発表しました。
マツダ人事担当 竹内都美子 執行役員「会社の持続的成長と地域の皆さまとの共存共栄に向けた貢献につながると考え決断した」
マツダはベースアップと定期昇給分を合わせた賃上げの総額を、組合員平均で1万6000円と回答しました。
賞与も年間5.6か月分と回答し、賃金と合わせた賃上げ幅は過去最高水準の6.8%になるということです。
春闘での満額回答は3年連続で、今年は2005年以来の指定日前の回答になりました。
マツダ労働組合は、前向きな姿勢を示しつつ、会社の変革に向けた労使協議を続けていくということです。