リアル・エステート、最新アルバムより新曲「Flowers」を発表 MVはマグナス・カールソンが制作

USインディー・シーンを牽引する米ニュージャージー出身の5人組バンド、リアル・エステート(Real Estate)が、最新アルバム『Daniel』のリリースを目前の2月23日(金・祝)に控える中、「Water Underground」「Haunted World」に続き、先行配信第3弾となる新曲「Flowers」をリリースしました。

あわせて公開されたミュージック・ビデオは、レディオヘッド「Paranoid Android」のMVを手がけたマグナス・カールソンが制作。フロントマンのマーティン・コートニー(vo,g)は「僕にとって、史上最高のアニメーション・ミュージック・ビデオは、マグナス・カールソンがレディオヘッドのために制作した象徴的な『Paranoid Android』のMVだ。1997年当時、MTVで放送されていた他のどのMVとも違っていた。だから、次のシングルのためにアニメーション・ビデオを作ろうと決めたとき、あれがムードボードのトップにあったんだ。『Paranoid Android』のMVのようなものを作ろう。マグナス・カールソン本人に自分たちの曲のMV制作を頼めるなんて思いもしなかったし、彼が本当にやってくれるとも、想像していた以上に奇妙で美しい仕上がりになるとも思わなかったよ」と、マグナス・カールソンがMVを手掛けた喜びを語っています。

マーティン・コートニーのほか、アレックス・ブリーカー(b,vo)、マット・コールマン(key)、ジュリアン・リンチ(g)、サミー・ニス(ds)の5人からなるリアル・エステートは、ケイシー・マスグレイヴスなどを手がけるグラミー賞プロデューサー、ダニエル・タシアンとともに、ナッシュビルのRCAスタジオAで9日間かけてレコーディングを行い新作『Daniel』を完成させました。本作に収録されている心地良く芸術的な楽曲は、バンドの初期作品の奔放さと、キャリアを重ねて獲得したクオリティーが見事に調和しています。なお、国内盤CDには、歌詞対訳付きの解説書が封入されるほか、テレヴィジョンのカバー曲「Days」が追加収録されます。

Photo by Sinna Nasseri

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