またしてもメディアの“ネタ”に…F・デ・ヨングの怒気「事実ではないことを報じて、恥ずかしくないのか?」

バルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングが、自身を取り巻くノイズに苛立ちを覚えているようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

2019年夏に加入して以降、中盤の主力として活躍するフレンキー・デ・ヨングだが、再び自身の去就がメディアを賑わせている。2年前の夏に加熱した退団騒動と同様に、財政難に苦しんでいるバルセロナが高給取りの同選手に対して、年俸を引き下げた新契約を提示したことや他クラブに売却することを検討しているなど、と報じられてきた。

そんなF・デ・ヨングは、21日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝ラウンド16 ファーストレグのナポリ戦に向けた前日会見に出席すると、「最近、少しイライラしているんだ。マスコミが書くこと全般にムカついている。事実ではないことが沢山報じられているからね。理解できない。そんことしておいて、恥ずかしいと思わないのか?」と語気を強めた。

また、同選手は「契約状況や年俸について、キミたちはいろいろな話をしているけど、それら全てが嘘っぱちだ。年俸が4000万ユーロ(約65億円)とか…事実とはかけ離れているというのに。(具体的な)金額は言わないが、彼らは事実ではない話をでっち上げている」と怒気。続けて「僕はここでとても幸せなんだ。バルセロナは僕の夢のクラブで、この先もプレーし続けたいと思っている」とクラブ残留の意志を宣言している。

メディアに対する憤りを明かしたF・デ・ヨングだが、この状況に変化は訪れるのだろうか。

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