自転車投げつけ破壊、持ち主の中学生にけが負わせる 容疑の男子中学生4人を逮捕・追送検

京都府警南警察署

 集団で他人の自転車を壊したなどとして、京都府警少年課と南署は21日までに、暴力行為法違反(集団的器物損壊)などの疑いで、いずれも京都市西京区の14~15歳の男子中学生計4人を逮捕・追送検し、捜査を終結したと発表した。

 府警によると、4人は昨年12月6日午後11時ごろ~7日午前0時半ごろ、南区の商業施設駐輪場で、自転車1台を地面に投げつけたり踏みつけたりして壊した疑いがある。また、4人のうち15歳の中学生は同7日、自転車の持ち主の男子中学生(14)に暴行し頭や首に軽傷を負わせた傷害の疑いがある。4人は容疑を認めているという。

 

 府警によると、器物損壊や暴行に加わった当時13歳以下の男子中学生2人も補導した。中学生らは位置情報アプリで連絡をとって集まり、商業施設で大声を出すなどの迷惑行為を繰り返していたという。

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