群馬県内公立高の2024年度入学者選抜が21日、全日制課程・フレックススクール計64校で始まり、1万1585人が学力検査に臨んだ。全日制課程は国語、数学、英語、社会、理科の5教科を実施した。トラブルは確認されなかった。
県教委によると、体調不良などで130人が別室受験した。受験取りやめや当日欠席者は計159人。欠席者のうち19人が追検査を希望している。募集人員(1万1757人)に対する受験者の実倍率は0.99倍。
22日に面接などを実施し、合格発表は3月5日にインターネットで行う。追検査は同6日、合格発表は11日。
今年から従来の前期選抜と後期選抜を一本化し、1度の試験で選抜する方法に改めた。学力検査は基礎的内容を中心としつつ、課題解決のために必要な「思考力、判断力、表現力」を重視して出題したという。
21日は定時制課程選抜も12校で行われた。