DeNA・松尾が決勝打 対外試合打率5割、三浦監督「積極的に振れている」

◆ ベテラン捕手が合流「自分も成長できたら」

DeNAの松尾汐恩捕手(19)が21日、広島との練習試合(コザ)に途中出場。同点の6回に決勝点となる左前適時打を放ち、今キャンプでの対外試合打率は5割となった。

1-1の同点で迎えた6回、一死一、三塁の好機に代打で登場。広島の中継ぎ左腕・森浦から勝ち越しとなる左前適時打を放ち、一塁ベース上で右手を突き上げた。

「ゲッツーのリスクもある中、恐れず自分のスイングができた」と松尾。三浦監督は「バッティングは(元々)いい。打席の中で積極的に振れている」と目を細めた。

8回の第2打席は見逃し三振に倒れたものの、少ないチャンスで2打数1安打1打点とアピール。これで対外試合は3試合連続安打となり通算8打数4安打となった。

奄美での二軍キャンプで調整していたベテランの伊藤と戸柱が、この日から一軍の宜野湾組に合流。「2人が来ることでチームも締まってくる。ライバルがいた方が目標を高く持てますし、自分も成長できたら」と力を込めた。

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