県内5例目の栃木市養豚場「豚熱」21日に殺処分を完了 埋却などの作業続く 周辺の農場に異常なし

 栃木県は21日、2月16日に栃木市の養豚場で発生した豚熱を受けて進めていたブタの殺処分を完了したと発表しました。

 県によりますと当初、およそ1100頭の処分を見込んでいましたが、最終的には1301頭になりました。

 これまでに県の職員など延べ965人が従事し、殺処分したブタの7割にあたる903頭を土に埋めました。

 この農場から半径10キロ以内にある21件の農場などについては、これまで異常はないということです。

 引き続き、殺処分したブタを埋める作業や清掃・消毒を進める予定で1週間ほどかかる見込みです。

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