［ベルリン ２１日 ロイター］ - サッカーのドイツ１部ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンは２１日、トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任すると発表した。
トゥヘル監督との契約は２０２５年まで残っていたが、１年前倒しで終了する。バイエルンのヤンクリスチャン・ドレーセンＣＥＯ（最高経営責任者）は声明で「良好かつオープンな議論の結果、双方合意に至った」と説明した。
ドレーセンＣＥＯは「私たちの目標は２４─２５シーズンに向けて新しい監督と共に新しいサッカーの方向性を追求すること」と述べた。
バイエルンは直近の公式戦３試合、リーグ首位のレーバークーゼンに０─３で敗れた試合を含め３連敗を喫していた。レーバークーゼンには勝ち点８差をつけられ、国内カップ戦はすでに敗退、欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）でも決勝トーナメント１回戦第１戦で敗れるなど、１０年余ぶりに無冠で終わる可能性がある。
