福井県立大学の新学部で知事「アオッサは有力候補地」 キャンパス場所検討、2026年度開設予定

官民複合施設「アオッサ」=福井県福井市手寄1丁目

 福井県議会は2月21日、本会議を再開し、9人が一般質問した。福井県立大学が計画している文系新学部「地域政策学部(仮称)」のキャンパス候補地について、杉本達治知事はJR福井駅東口の官民複合施設「アオッサ」を「有力な候補地の一つ」として検討を進める考えを示した。交通アクセスの良さやフロア面積が確保しやすいことなどを理由に挙げた。また、理事者は地元入学枠も設ける考えを示した。

 渡辺大輔議員(民主・みらい)への答弁。

 新設する地域政策学部は、地域の課題解決や産業創出を実践的に学ぶ。定員は70人の予定で、開設時期は2026年4月を目標としている。1年生は永平寺キャンパス(永平寺町)で一般教養系の科目を受講し、2年生から福井市のまちなかのキャンパスに移る計画。

⇒【さらに詳しく】アオッサは有力候補地…杉本知事の答弁内容

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