原油先物は上昇、需給逼迫観測で

Colleen Howe

[北京 22日 ロイター] - 原油先物価格は22日、小幅上昇している。需給逼迫観測を背景に前日の堅調を維持している。

米WTI先物4月限は0150GMT(日本時間午前10時50分)時点で0.17ドル高の1バレル=78.08ドル。5月限は0.14ドル高の77.45ドル。

北海ブレント先物4月限は0.14ドル高の83.17ドル、5月限は0.13ドル高の82.24ドル。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)のアナリストは「スポット価格の期近物に対するプレミアムはここ数週間で拡大しており、目先の堅調な需要見通しを示している」と指摘した。

米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が減少すれば価格を一段と支援するとANZのアナリストは指摘する。今週の在庫統計は祝日のため通常より1日遅れとなる22日に発表される。

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