きょう（木）午後は、次第に雨や雪の止む所が多くなるが、本州や北海道は気温の低い状態が続く見込み。この方面は、3連休中にかけても真冬並みの寒さが続くため、服装や体調管理に注意が必要となる。
■午後も寒い
前線や湿った空気の影響で、きょう（木）午前中は広い範囲で冷たい雨や雪が降り、東北南部は平地でも10センチ以上雪の積もっている所がある。午後は前線の南下と共に、雨や雪の止む地域が多くなるが、長野県など東日本の内陸は気温が低いため、路面凍結や架線への着氷に注意が必要だ。最高気温は東京都心で7℃、仙台5℃、札幌－2℃など、北日本を中心に厳しい寒さが続く見込み。
■3連休中も寒い
あす23日（金・祝）午前中にかけても、西・東日本は雲が取れにくく、雨や雪の降る所がありそうだ。東京など関東南部は、明け方から一時的に雨に雪がまじる可能性があるが、量としては多くならない見込み。東日本は内陸を中心に、午後から晴れてくる所もありそうだ。最高気温はきょう（木）と同じくらいで、引き続き寒い地域が多い見通し。
24日（土）は日本海側など、久しぶりに晴れる所もあるが、西日本は天気が下り坂で、遅い時間ほど雨や雪の範囲が広がる見込み。25日（日）午前中は、西・東日本の太平洋側で冷たい雨や雪の降る所が多く、冷え切った空気に包まれそうだ。来週前半は、関東など太平洋側で気温が上がり出すものの、北陸から北日本はまだ寒さが続く見通し。
（気象予報士・高橋和也）
