岡山市が親の就労要件にかかわらず「子ども園の利用が可能になる」試験的事業 7月スタート【岡山】

岡山市は、親の就労要件にかかわらず子ども園の利用が可能になる試験的事業を、7月からスタートすると発表しました。

これは、国が進める少子化対策のひとつ「こども誰でも通園制度」に基づくものです。

岡山市では、親が働いていなくても1人「月10時間」を上限とし、1時間当たり300円程度で保育園などが利用できる試験的な事業を、7月からスタートさせます。対象となるのは、生後6か月から満3歳未満の未就園児で、市民の子育て支援につなげたいとしています。

(大森雅夫岡山市長)
「例えば、保育園に行って月10時間預けるだけでも、ずいぶん様々な負担が軽くなるのではないか」

岡山市は、2月補正予算案に1億1300万円を計上し、6月から利用者の募集を開始するとしています。

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