岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が極めて高い濃度で検出された問題で、原因を調査する委員会は、今後、地下水について調べるボーリング調査を行う方針を示しました。
吉備中央町役場で開かれた委員会では、使用済み活性炭が置かれていた資材置き場の土壌とその下流の河川に含まれていた有機フッ素化合物の構成が似ていたことから、資材置き場の使用済み活性炭が影響した可能性が高いと報告しました。
委員会では更なる調査が必要とし、資材置き場と周辺のボーリング調査を行う方針を示しました。
（吉備中央町原因究明委員会 小松満委員長｟岡山大学学術研究院 教授｠）「ボーリング調査結果を受けてですね、その先に原因究明というところにつなげてまいりたいというふうに考えています」
ボーリング調査は、来年度行われる予定です。
