スカイマーク、3月から機内サービス一新 キットカット終了、ファンから惜しむ声 神戸発着便でUCCコーヒー無料提供

スカイマーク機内で3月から無償提供されるUCC上島珈琲のホットコーヒー(スカイマーク提供)

 スカイマークは3月1日、機内サービスを一新する。神戸空港発着の全路線で提供する無料サービスに、UCC上島珈琲(神戸市中央区)のホットコーヒーを加える一方、ネスレ日本(同)のチョコレート菓子「キットカット ミニ」の提供を今月29日で終える。

 昨年の就航25周年を機に、「空で味わう就航地」をコンセプトに、就航地の地域色や魅力を機内サービスに取り入れることにした。

 これまで無料のドリンクサービスは神戸-札幌(新千歳)、那覇線など比較的長距離の路線に限られていたが、九州・沖縄の短距離2路線を除き、ほぼ全路線に拡大する。3種類に増やし、UCCのコーヒーと、季節ごとの「就航地のオススメ」として当初は茨城県特産のさしま茶を提供。アップルジュースは継続する。

 2016年から続けてきた「キットカット ミニ」のサービスには、ファンも多かった。SNS上では「なくなるのは残念」「搭乗時の楽しみでした」「ありがとうございました」と終了を惜しむ声が目立った。

 また、機内での販売品に、植垣米菓(神戸市長田区)の「鴬ボール」と、松永製菓(愛知県)の「ミニしるこサンド」が新たに加わる。(大島光貴)

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