コロナ禍で休業していた本格的なフレンチレストランが3年ぶりに営業を再開しました。常連客も再開を心待ちにしていました。
中根夕希 キャスター
「営業再開初日、お客さんが集まり始めています。きょうは、ランチ・ディナーとも全席、予約でいっぱいだということです」
オリエンタルホテル広島の1階にある「OZAWA」は、ミシュランガイドに一つ星レストランとして掲載されるなど、広島を代表するフレンチレストランです。
東京・白金台で多くの文化人に支持され、2006年に初めての地方店として広島にオープンしました。
わたしも看板メニューをいただきました。
中根夕希 キャスター
― OZAWAオリジナルのオマールエビの茶碗蒸しですね。
「いただきます(試食)。オマールエビのうま味が凝縮されて、茶碗蒸しが優しくあとからくる感じ」
OZAWA 海野光生 料理長
「オマールエビを1匹まるごと使っていまして、お酒と一緒にオマールエビの味噌も入っています」
再開にあたり、東京白金台の本店で長年、シェフを勤めた海野光生シェフを招き、新体制でスタートします。
海野光生 料理長
「広島の食材、特に野菜にこだわって、広島の全地域の食材をシンプルにおいしさを伝えられるような料理を心がけて作っています」
こちら、江田島のブロッコリーを使った「広島野菜のひと品」です。
「まぐろのサラダ」には、瀬戸田町のレモンの風味が生かされています。
地元の食材本来のおいしさを引き出すオリジナルメニューが並びます。
常連客たち
「以前も数回来ましたが、非日常的な空間ですごくおいしい料理なので楽しみにしてきました」
「東京・白金の本店にも行ったことがあるが、本店もなくなって、唯一、ここが再開してうれしく思っています」
オリエンタルホテル広島は、新型コロナの療養施設として2年の休館を経て、去年7月から営業を再開しました。
宿泊客などコロナ禍前の8割まで回復してきているそうです。ホテル営業再開から8か月、看板レストランの再開を心待ちにしていました。
オリエンタルホテル広島 引野史博 総支配人
「ホテルのレストランなので期待値も高いですし、おもてなしや料理も含めてほかの店舗とは違うクオリティの高さで準備させていただいているので、みなさんの期待に応えられると思っています」
フレンチレストラン「OZAWA」はランチ・ディナーとも完全予約制となっています。