心に留めておきたい一言が話題です。
X（旧Twitter）ユーザーのめじさん（@osoreooideath ）が2月12日、日記帳を1ページ投稿したところ、約8.4万件の「いいね」が寄せられました。
「身に覚えがありすぎる」日記帳に反響
投稿されたのは、曜日が書いてあるページの写真。
「2月の目標」と題し、以下の2つの目標が書かれています。
「週2お弁当（少なくても！）」
「週2ストレッチ」
しかし、その上から大きなバツマークが描かれ、さらには「一旦忘れよう！」という言葉が書かれています。
「もうやめよう！」と目標達成を諦めるのではなく、「一旦忘れよう！」 と保留しているニュアンスなのがいいな……。
めじさんは「自分で決めたルールを自分で変更することもできる」と、つづっています。
目標の達成を先送りにした今回の投稿には、「私も手帳もこればっかり笑」「身に覚えがありすぎる」「こういう気持ちで生きていきたい」など、共感の声が寄せられました。
中には、「きちんと区切り付けられる感じが素敵」「いい言葉」という声も。
「一旦忘れよう！」の経緯を聞くために、BuzzFeedは投稿者のめじさんに話を聞きました。
めじさん曰く「2月の忙しさを完全にナメてました」とのこと
マリル（ポケモン）などのぬいぐるみと暮らしているというめじさん。
「街中でぬい撮している人を偶然見かけたいので、みんな（ぬいぐるみを）連れ歩いてほしいです」と語ります。
ーー当初はどのようなつもりで「2月の目標」を立てていましたか？
「ほぼ日手帳などを上手に活用する方の投稿を見るのが好きで、私も2024年は日記をつけることを習慣化しようと思い立ちました」
「1月の目標はとりあえず『日記を毎日書く』でした。『日記なんて何書いてもいいんだよ』などのコメントに背中を押されて1ヶ月日記生活を完遂しました」
「ちょうど転職して半年経ち慣れてきた頃だったので、『そろそろ自分の身の回りや健康にも気を回していこう』『最初はハードル低めにしとくか……』と思い、週2でお弁当作りとストレッチ（筋トレ）の目標を立てました」
ーー「一旦忘れよう！」に至った経緯について、ぜひ詳しくお聞かせください。
「2月の忙しさを完全にナメてました。マジでカレンダーの日付が逃げていく。日記を書いていていると、それをより実感しました（こないだまで月初だったのに！？）」
「お弁当作りはなんとかできんことはない！ のですが……」
「『会社から帰ってジム行ったりヨガマット広げて……』って言っている世の中のキラキラ会社員、本当に実在してますか？ というくらい仕事に追われており2週目にはクタクタになっていました」
ーー「一旦忘れよう！」というポジティブな言葉選びが素敵だなと思ったのですが、何か意図はあったのでしょうか？
「あんまり深く考えずに書いているので、完全に後づけで考察（？）になりますが……」
「修正テープで消してしまってもよかったのかもしれませんが、一旦決めたことを最初からなかったことにするのはセコいかなという思いが頭の隅っこにありました」
「仕事が急に落ち着いて、また再開するやる気が出てくるかもしれないし、『あーもうやめた！』よりは『一旦その辺に置いとこ！』にして、『先に片付けないといけないことに集中するぞ！』という気持ちなのかもしれません」
「退路を見つけた上で、挑むことを選べる状況にした感じですかね」
ーー投稿への反響について、どのように受け止めていますか？
「正直なんでこんなに伸びているのか私自身『？？？』って感じです😂」
「元々日記は公開するものではないと思っています（きれいに書いて公開できるものはもはや書籍じゃんと思っている）」
「時折出てくる日々の愚かな部分を成仏させるために、印象的な“愚かエピソード”を時々載せているのですが、こんなに反応があるとは思いませんでした」
「中には『三日坊主だろ！』とかすごい耳が痛いアドバイスのリプライもあるんですが、大半は『わかる～』とか『その考えいいね笑』だったので、自分の愚かさが何かしら人の役に立っているならよかったなと思います😂」
