台湾の大学生が「ピックルボール」と「サウナ」で国際交流 ホットでユニークな初体験に学生たちは大喜び【岡山・津山】

台湾から、大学生が津山にやって来ました。市内の中学校で、いま台湾で流行しているというあるスポーツを楽しんだほか、台湾では珍しい「サウナ」を初めて体験するなどユニークな国際交流を満喫しました。

津山中学校で行われたのは、「ピックルボール」というスポーツを通じた交流会です。

中学生を指導するのは台湾からやってきた亜洲大学ピックルボール部の学生たち。テニスや卓球と似ていますが、ラリーが続きやすく初心者でも楽しめる、といま台湾で人気が高まりつつあるといいます。

大学生10人は、ピックルボールが盛んで大学同士が協定を結んでいる美作大学と交流するために来日。その魅力を中学生にも伝えたいと、きょう(22日)の交流会が開かれました。ほとんどの生徒は初体験ですが、思い思いに楽しんでいました。

「点を決めた時が楽しかったです」

「このような機会を与えられて光栄に思っています。ピックルボールを津山の中学生に紹介できて嬉しいです」

(2月)14日に来日し、津山を中心に国際交流を満喫する台湾の大学生たち。今週月曜日(19日)には、津山市内の入浴施設で一風変わった体験をしました。

「日本で今もっともポピュラーなサウナを体験してもらおうということでこのイベントが企画されました」

実は台湾にはサウナがほとんどないといい、学生たちも入ったことがありません。そんな彼らに「極上の体験を」と意気込むのは、美作大学のサウナサークルです。

「おお~~」「熱いですか?」「はい」

熱さに驚く学生たちにタオルで熱風を送るドイツ発祥「アウフグース」のサービスです。ホットでユニークな初体験に学生たちは大喜び。

「ワンツースリー…サウナ」

続いて、施設の従業員でアウフグースの達人松尾勇一郎(まつおゆういちろう)さんが華麗なパフォーマンスで学生たちを魅了しました。

いよいよ仕上げの水風呂です。

しかし初体験の学生には冷たすぎたようで足まで使ったところでギブアップしてしまいました。

「初めての体験でしたが本当に素晴らしいと感じました。機会があればまた体験してみたいです。」

「津山はとても素晴らしい町だと感じました。みんな親切で友好的でした。」

津山での国際交流は台湾の学生たちにとって特別な思い出となったようです。

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