「言い方を選ばず言うと、使い物にならない」 元テレ東P、長寿番組だけで「食えてた人」に辛辣分析

元テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行さんが2024年2月21日深夜(22日未明)放送のラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)で、長寿番組だけで「食えてた人」の番組終了後の様子を分析した。

現在フリーで活動する佐久間さんは、「ゴッドタン」「あちこちオードリー」(共にテレビ東京)などの人気番組を手がけるほか、自身のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」は170万人超の登録者を抱えている。

「その番組のなかのルールしか知らないから、潰しがきかなくなる」

佐久間さんは、「長寿番組ってたまに終わるじゃん。15年とか20年やってる番組」と切り出し、「大番組だったからこそ、ゴールデンで。その番組しかやってなくて『食えてた人』がいる」と指摘した。出演者が仕事を掛け持つような深夜番組と比べたうえで、

「でも、その番組だけで食いっぱぐれない人たちって...でそのまま50(歳を)超えたりすると、急に番組って終わるじゃん。終わった後、若い番組に来たあと、本当に、言い方を選ばず言うと、使い物にならない」

と笑い、「決まったことしか出来ないから。その番組のなかのルールしか知らないから、だから潰しがきかなくなるんだよね。怖いよね~」と厳しく分析。

「大長寿番組でそれだけでやってた人って、リスクヘッジが出来ない。怖いよ。まぁ大企業もそうか」とも述べた。

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