就任2日で臨んだCLバルサ戦…ナポリ指揮官、手応えを示すも「戦術的なレベルで改善が必要」

ナポリのフランチェスコ・カルツォーネ監督がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)についてコメントした。21日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

同日にCLラウンド16第1戦バルセロナ戦を迎えたナポリは、1-1の引き分けでホームでの戦いを終えた。今月19日に指揮官の座についたばかりのカルツォーネ監督は、同試合までわずかのトレーニングセッションしかこなすことができなかったと報じられているが「まだまだ多くの仕事があるが、戦う意欲を取り戻したチームを称えたい」とコメント。「非常に良い後半だったが、戦術的なレベルで改善が必要だ。選手たちは決して最良の状態ではなかったが、チームのスピリットは本当に気に入ったよ」と続け、手応えを示した。

また「選手たちは非常に強力な相手に対して、敗北を避けるため全力を尽くした。戦術的な問題を考えると最初は苦労したが、一緒にトレーニングをしたのはたったの1日半だ。混乱が生じるのは理解できる。ベンチから出場した選手たちはより多くのエネルギーと組織を提供し、非常に良い仕事をしてくれた」と試合を振り返ったカルツォーネ監督。

さらに「最初の30分間は非常に苦しだが、その後チームが機能した。このクオリティのあるチームに対して最後まで戦い抜くことは、私を満足させてくれるね」とコメントした。バルセロナとの第2戦は、来月12日に予定されている。

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