【カンボジア】海上自衛隊艦艇2隻、シアヌークビルに寄港[政治]

日本の海上自衛隊艦艇2隻が22~24日の日程で、カンボジア南部シアヌークビル自治港(PAS)に寄港する。クメール・タイムズ(電子版)が21日伝えた。

カンボジア国防省の19日付発表によると、寄港するのは海上自衛隊の練習艦「しまかぜ」と 護衛艦「すずなみ」。乗員数は、しまかぜが260人、すずなみが175人。

海上自衛隊の幹部がシアヌークビル州当局と国防省の高官を訪問し、高官らは両艦艇を視察する予定だ。

同州のロン・ディマンシェ副知事は、国防省は海上問題について海上自衛隊の幹部らと協議すると説明した。

カンボジア王立アカデミー(RAC)国際関係研究所のキン・ペア事務局長は、海上自衛隊艦艇の寄港は良好な二国間関係を象徴するものであり、両国は安全保障と国防の面で協力していくと述べた。両国はあらゆる分野での協力関係を強化しているとも指摘した。

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